第三巻の初めは、有名な73篇において聖所に到るアサフの悟りで締めくくられる。
しかし、アサフの苦悩は終わらない。
聖所に到る事が解決であったのに、74篇においは「聖所」、「聖なるところ」が繰り返し言及され、3,4,6,7,8V、敵によって荒らされて「永遠の廃墟」3Vとなってしまったと嘆く。
しかしそれでもアサフは「契約」20Vに目をとめてください、と神に嘆願する。
イスラエルの民の荒廃は、背信の罪の故の結果でもある。それでも諦めず、執り成しをする祈り手であったアサフの心にこそ、聖所があった。
諦めず、祈り、執り成しをする者でありたい。
Ⅰコリント 6:19 あなたがたのからだは、あなたがたのうちにおられる、神から受けた聖霊の宮であり、あなたがたはもはや自分自身のものではありません。
