早天想起 聖道

詩篇77篇

77篇全体は前半と後半で内容が切り替わる。
前半(1-12v)の主語は「私」であり嘆きの唄であって、後半(13-20V)の主語は「神」であり讃美の唄となる。
それではその転換点は何であろう。

それは歩むべき「道」を見つけた事によって変わっている。13V
前半は瞑想し過去の恵みの日々を思い巡らしているが5V,11v、後半は現在に到る道を見出し前進する希望へと目が開かれている。
けれどもその「道」は具体的な安定の道筋ではなく、むしろ紅海に道を造られた奇跡の道である。

不安定にも思える道を、前進する力は何であろう。
それは「神よあなたの道は聖です」13V という確信である。

不浄の道に迷った者が「聖なる道」を見出した時、強い力となる。
今日も水をかき分け、歩んで行きたく願う。

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